Googleは、EdTech(テクノロジーを用いて教育を支援する仕組みやサービス)の新しいアドオンを「Google Classroom」で提供開始した。教師がGoogle ClassroomからEdTechツールのコンテンツを簡単に検索、追加、利用、評価できようになるという。
これらのアドオンには、教師の時間を節約し、生徒のデジタル学習体験を向上させる意図がある。複数のアカウントやパスワードを管理したり、生徒が外部のウェブサイトを見て回るのを支援したり、さまざまなプラットフォームをまたぐ評価プロセスを管理したりといった課題に対処する。
Googleは、ブログで次のように説明している。「今は多くの授業で外部のEdTechツールが使われているが、Classroom外でコンテンツを管理・評価する作業が煩雑であることが、EdTechツールを授業に組み込む上で依然として最大の問題の1つだ」
「アドオンを利用すれば、教師と生徒は、自分のClassroomアカウントにログインするだけで、コンテンツを手軽に利用できる」(Google)
Googleは、Google Classroomでアドオンを提供するために、学習用トリビアゲーム「Kahoot!」やサブスクリプションベースの学習用サイト「IXL」、プレゼンテーション技術を手がけるPear Deckなど、18のサービスと提携している。
これにはAdobe Express for Education、BookWidgets、CK-12、Edpuzzle、Formative、Genially、Google Arts & Culture、Google Play Books、Nearpod、Newsela、PBS LearningMedia、SAFARI Montage、OverDrive EducationによるSora、WeVideo、Wordwallが含まれる。ユーザーは、アドオンを提供する新たなパートナーを追加するよう、Classroomからフィードバックを送ることもできる
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス