スマートドライブ、アルコールチェック記録を管理できる「SmartDrive Fleet Basic」--月額500円から

 スマートドライブは7月25日、法人向けクラウド型車両管理サービス「SmartDrive Fleet」の新プランとして、社用車を使用するために必要な業務に対応する「SmartDrive Fleet Basic」の提供を開始したと発表した。アルコール検知器の有無や種類を問わず、白ナンバー車両のアルコールチェック記録管理などに対応する。

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 SmartDrive Fleet Basicは、「低価格で簡単」「ペーパーレス」「法令遵守」の3つを特徴とするサービス。社用車を運用するうえで必要となる乗車前後のアルコールチェック記録管理(アルコール検知器の不使用時の記録管理や非通信型アルコール検知器の記録管理にも対応)や、運転日誌の作成、日常点検、車両予約など、法令上必要な業務をスマートフォンで登録でき、クラウド上で一括管理可能。業務を効率化できるという。

 車載デバイスの購入は不要で、1IDごとに月額500円から利用可能。道路交通法など法令遵守体制を手軽に強化できる。

 対応するシガーソケット型デバイスまたは、ドライブレコーダーを購入すれば、SmartDrive Fleetへのアップグレードも可能。リアルタイムで対象車両の位置情報を把握できる動態管理機能や、運転のクセなどを可視化する安全運転スコア機能などを活用し、業務効率の一層の効率化や安全運転を推進することができるという。

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低価格で簡単イメージ
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ペーパーレスイメージ
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法令遵守イメージ

 改正道路交通法施行規則の施行により、4月から目視などで運転者の酒気帯びの有無を確認することが義務化され、10月からはアルコール検知器の使用に係る規定として、検知器によるアルコールチェックの義務化が予定されている。

 SmartDrive Fleetでは、アルコールチェック記録をはじめ、安全運転管理、法令遵守、DXの3つの観点から、業務で車両を利用する企業のさまざまな課題を解決できる。

 6月には機能をアップデートし、アルコール検知器の種類を限定せず、非通信型や据え置き型のアルコール検知器を併用した酒気帯び確認記録のクラウド管理に対応。アルコールチェック記録管理では、ドライバーの顔写真の添付機能に加えて、リアルタイム証左機能を搭載した。事後にまとめて承認するのではなく、安全運転管理者がリアルタイムに確認した記録を残すことで、法令を順守した運用ができるという。

 これにより、酒気帯び確認記録に必要とされる8項目(確認者名、運転者、運転者の業務に係る自動車登録番号又は識別できる記号、番号等、確認の日時、確認の方法、酒気帯びの有無、指示事項、その他必要な事項)に対応。安全運転管理者や車両管理者をサポートできるとしている。

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