アクリートは12月23日、スマートドライブが展開する「Mobility Data Platform」向けに、SMS配信サービスを活用したデータ連携によるソリューションを開発したと発表した。
Mobility Data Platformは、コネクテッドカー、センサー、ドライブレコーダー、モバイルデバイスなどから取得したあらゆるデータを利活用できるサービス。加工処理や分析による利用価値の高いデータと、モビリティサービスにおけるノウハウを組み合わせることで、既存システムへの組み込みや将来構築する技術・サービスへのデータ活用が可能だという。
今回のデータ連携により、クラウド車両管理サービス「Smart Drive Fleet」などを利用するとMobility Data Platformにリアルタイムで蓄積される移動データをもとにして、稼働中のドライバーにSMSを使用した配信が可能となる。
具体的には、配車依頼や集荷依頼のある住所の近辺にいるドライバーへのSMS一斉送信や、地図上にリアルタイム表示されるドライバーの位置情報に基づいた業務上の指示をSMSを利用して送信できる。
これにより、これまで業務連絡を電話で行っていた企業の業務生産性の向上や、ドライバーの事故防止・安全性を実現するという。
同社は、2003年よりSMS配信サービスを提供。2010年からは、法人向けSMS配信事業を開始している。長年のSMS配信に関する知見と技術力に基づき、大量かつ、安定したSMS配信を行う信頼性の高い大規模配信プラットフォームを有する。
同社では、今後もスマートドライブとともに、SMSを利用したコミュニケーションによる事例の共創に取り組んでいくという。
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