スマートドライブは4月6日、マレーシアにおける通勤時の事故削減に向けた取り組みに活用できる福利厚生サービス「SmartDrive Aware」を、現地法人SmartDrive(スマートドライブマレーシア)が開発し、提供を開始したと発表した。
スマートドライブマレーシアは、2020年6月より本格的な事業を開始。以降、現地の事情やニーズを見極めながら事業の拡大を図っている。
マレーシアでは、増加し続ける交通事故が社会問題となっており、特に通勤時に起こる事故への対応が大きな課題となっていると同社は説明。毎日100件以上の事故が発生する4輪車・2輪車での通勤時の事故は、経営上も不可避な問題となっていることから、スマートドライブマレーシアはSmartDrive Awareを開発。2021年2月からサービスを開始していた。
SmartDrive Awareでは、タイプアプリを導入したスマートフォンのGPS・センサーを活用することで、車載デバイスが不要かつ、車両の形状(4輪車・2輪車)を問わず利用が可能。導入した契約企業の従業員は、アプリによって通勤時の運転が評価され点数化されるようになり、安全運転をするとポイントが付与されるようになる。ポイントは、クーポンなどと交換できるという。
また、事故が発生した際も、アプリ内のボタンからロードサイドアシスタントサービスを呼び出す機能も備え、緊急事態にも対応可能となっている。加えて、安全運転指導に活用可能な事業所ごとの運転レポートも用意されるという。
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