また翻訳も、Pixel 6aならではの機能のひとつ。クラウドAIを活用するサービスが多い中、オンデバイスAIはレスポンスの速さが違う。SMSやLINE、Facebookメッセンジャーなど、メッセージアプリ上でそのまま自動翻訳を表示できるほか、字幕のない動画でも自動文字起こし→自動翻訳が利用できる。
Googleアシスタントの通訳モードでは、実際の会話に近いスピードでの自動通訳が可能。言葉の壁を易々と乗り越えられる。筆者のように英語が苦手な人にとっては、本当に有り難い機能だ。
OSはAndroid 12で、壁紙などにあわせてアイコンやウィジェット、フォントカラーなどシステム全体をパーソナライズできる、「Material You」も利用可能だ。
Google Tensorを搭載し、消しゴムマジックや自動文字起こし、自動翻訳など、上位モデルで注目を集めている機能が、このサイズ感&価格の端末で遜色なく使えるのは大きな魅力。上位モデルと同様に、5年間のアップデート保証が設定されているのもうれしい。
メインカメラを筆頭に上位モデルとの機能差&価格差をどう捉えるかで評価が分かれそうだが、筆者は何よりこのサイズ感が気に入ったし、カメラの性能も十分に満足ができるものだと感じている。米国での販売価格が449ドルなので、現在の為替レートを考えると価格にも割安感がある。かなりお買い得なスマートフォンであることだけは間違いない。
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