グーグルは5月8日、Google Pixelシリーズの新モデルとなるスマートフォン「Google Pixel 3a」と「Google Pixel 3a XL」を5月17日に発売すると発表した。どちらも3色展開で、価格はPixel 3aが4万8600円、Pixel 3a XLが6万円。同日より予約受付を開始する。
Pixel 3aは、5.6インチのgOLEDパネルで解像度はFHD+(2220×1080ピクセル)、本体サイズは高さ約151.3mm×幅約70.1mm×厚さ約8.2mmで、重量は147g。4GBのメモリ、64GBのストレージを備える。プロセッサーはQualcomm Snapdragon 670(2.0GHz+1.7GHzのオクタコア)、1200万画素の背面カメラと、800万画素のフロントカメラを搭載する。バッテリー容量は3000mAhで、15分間の充電で最大7時間使用可能。
Pixel 3a XLは、6.0インチのgOLEDパネルで解像度はFHD+(2160×1080ピクセル)、本体サイズは高さ約160.1mm×幅約76.1mm×厚さ約8.2mmで、重量は167g。3aと同じく、4GBのメモリ、64GBのストレージ、Qualcomm Snapdragon 670(2.0GHz+1.7GHzのオクタコア)のプロセッサー、1200万画素の背面カメラと、800万画素のフロントカメラを搭載する。バッテリー容量は3700mAhで、こちらも15分間の充電で最大7時間使用できる。
グーグルでは両モデルを「エントリープレミアムモデル」と位置付けているという。同社は2018年11月に「Nexus 6P」から約3年ぶりの日本発売となるスマートフォン「Google Pixel 3」と「Google Pixel 3 XL」を発売したが、9万5000円からと10万円近い高額なモデルだった。今回のPixel 3a/3a XLは、この半額近い約5万円から手に入る。
Pixel 3aシリーズはPixel 3シリーズの廉価版と言えるが、ソフトウェアの動作については遜色のないレベルだという。また、Pixel 3のウリでもあるカメラ機能についても、同様に夜景モードやトップショット、Googleレンズなどを利用できるほか、新たにタイムラプス機能にも対応した。ただし、ハードウェアについてはIP68相当だった防水性能が、IP52相当の耐水性能に落ちているという。
なお、購入者には無料で「Googleフォト」の無制限ストレージを提供(ただし、高画質でのアップロードで元画質ではない)するほか、3カ月間「YouTube Music Premium」を無料で提供するとしている。
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