イタンジは7月19日、LIFULLおよびミサワホーム不動産と共に、リアルタイムの物件情報を共有し、入居希望者に正確な情報を提供することで、おとり広告削減に向けた取り組みを開始した。
イタンジによると、一般的な賃貸物件の募集広告においては、不動産管理会社が更新する物件情報を、不動産仲介会社がリアルタイムに把握できないことが原因で、不動産賃貸サイト上で入居募集をしていながら、実際に取り扱いのない物件、いわゆる「おとり広告」が問題となっているという。
イタンジのリアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB(イタンジ ビービー)」では、2020年6月より、サイト上の賃貸物件への入居申込と募集情報を即座に同期させ、賃貸可能な物件をリアルタイムで検索できるようにすることで、おとり広告を削減してきた。
今回の取り組みでは、ITANDI BBを使用するミサワホーム不動産の管理物件情報を、API連携でLIFULLの住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」と共有。LIFULL HOME'Sにおいて、サイト上に掲載している物件情報を照合の上、募集終了物件を自動で非掲載にすることで、おとり広告の問題解決を目指す。
イタンジでは、ネット不動産賃貸サービス「OHEYAGO」においても、ITANDI BBと物件情報を連携しており、賃貸可能の物件のみを掲載している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する