ナビタイムジャパンは6月13日、同社が提供する「カーナビタイム」「トラックカーナビ」「NAVITIME」などの駐車場データを拡充し、新しく登山口の駐車場に関する情報の提供を開始すると発表した。提供する駐車場データは全国10万件以上になるという。
同社はこれまでも、一般的な駐車場だけでなく、路面駐車場(パーキングメーター)や車中泊などのアウトドア向け駐車場、バイク専用駐車場、自転車駐輪場、観光バス駐車場など、多様な駐車場データを提供。時間帯ごとの料金や最大料金、車両制限、収容台数、設置場所(立体/平地)、収納方法(自走/機械)など、駐車場に関するさまざまな情報を確認できる。
ナビタイムジャパンによると、昨今の屋外レジャー需要の増加を受け、登山口の駐車場データの拡充を決定。トイレの有無、道路が舗装されているかどうかといった情報を提供し、登山計画から当日のナビゲーションまでサポートできるという。
なお、駐車場のデータは、一般的な駐車場に加えて、バイクなど特定車両やアウトドアに特化した情報を受領したり、中小規模の駐車場や個人が運営する駐車場に直接問い合わせたりして、独自に情報を収集、拡充しているという。一つ一つの駐車場に対して、出入り口の位置調査や住所情報から緯度経度を補完するなど、正確な情報を対象サービスへと反映。よりスムーズなナビゲーションサービスの提供を目指している。
更に、事前予約が可能な駐車場、リアルタイムで満空情報を確認できる駐車場といった情報も増やしているという。ナビゲーションサービスの利用者にとってより利便性が高い機能を提供するとしている。
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