「iPhone」のロック画面は、自分のスマートフォンの見た目をパーソナライズして個性を発揮できるはずの部分なのに、カスタマイズの選択肢が少し限られていると感じたことはないだろうか。その問題が解消されることになる。
Appleは米国時間6月6日、Worldwide Developers Conference(WWDC)22の基調講演で、次期モバイルOS「iOS 16」によって、「iPhone」のロック画面に過去最大のアップデートを加えることを発表した。
「新しいロック画面は、紛れもなくiPhoneでありながらも、かつてないほどパーソナルで美しくて便利にするための新しい手段を提供する」と、ソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントのCraig Federighi氏は発表の際に述べた。
10日まで開催されるWWDCは、まず2022年内のソフトウェアアップデートで期待できる変更内容を、Appleユーザーに伝えることから始まった。
新しいロック画面の機能は、デバイスを手にしたときに、すぐに便利に使えて見た目も美しくすることを目指すものだ。インターフェースをカスタマイズするための新機能は、「Apple Watch」で既に提供されているものに似ている。写真の中の被写体は、新しいマルチレイヤーエフェクトによって時間の手前に配置される。
1つの画像に絞れない場合は、ロック画面の画像を簡単に切り替えることのできる壁紙のギャラリーを作成できる。それらの画像を、異なる時間間隔で1日中シャッフルするように設定することもできる。
ロック画面は、簡単に変更できる。長押しによってテストとカスタマイズが可能で、スワイプ操作でさまざまな色、フィルター、フォント、時計のオプションを切り替えられる。また、音楽を聴く時にロック画面に占めるアルバムアートの面積が、これまでの標準よりも大きくなるという。
ロック画面にウィジェットを追加することも可能になり、天気やカレンダーの予定などの情報を一目で簡単に確認できるようになる。通知は背景画像を隠さないように、画面下部から表示される。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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