アップル、MacBook Airを大幅刷新--「M2」チップを搭載、MagSafe復活も

小口貴宏 (編集部)2022年06月07日 03時46分

 アップルは日本時間6月7日、新型MacBook Airを発表した。新たに発表したチップ「M2」を搭載し、ノッチデザインを採用するなど、設計を刷新した。7月に発売する。価格は税込16万4800円から(米1199ドル~)。

13.6インチの新型MacBook Air
13.6インチの新型MacBook Air

 搭載するM2は第2世代の5nmプロセスで製造。前世代の「M1」と比較してトランジスタ数は25%増加している。8コアのCPUに加え、M1比でコア数が2つ増加した10コアのGPUを搭載。M1比でCPU性能は18%、GPU性能は35%向上している。

M2チップを搭載した
M2チップを搭載した

 アップルによると、Adobe Photoshopでフィルターを適用する際のパフォーマンスはM1比で約20%高速化、動画編集ソフトFinal Cut Proで複雑なタイムラインを編集する際のパフォーマンスはM1比で40%高速化したという。

カラーはシルバー、スペースグレー、スターライト、ミッドナイトの4色
カラーはシルバー、スペースグレー、スターライト、ミッドナイトの4色

 ディスプレイは13.6インチのLiquid Retinaで、約10億色の表示と前世代比で25%明るい約500nitの高輝度に対応。16インチ、14インチMacBook Proと同様に、インカメラ部分を切り欠き(ノッチ)とすることで、本体サイズの増加を抑えつつ画面サイズを拡大させている。

13.6インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載
13.6インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載

 インカメラの画素数は1080pに向上し、低照度環境下における明るさは前世代比で2倍に向上したという。

 新搭載の4スピーカーサウンドシステムは、省スペース化のためディスプレイとキーボードの間にスピーカーを搭載。ドルビーアトモスによる空間オーディオにも対応する。内蔵の3アレイマイクはビームフォーミング技術を用いて音声をクリアに捉えるという。

 本体デザインは前世代までのウェッジ(先細り)型から刷新。体積を前世代比で20%削減している。厚さは11.3mm、重量は1.24kgで、ファンレス設計を採用している。

筐体はウェッジ(先細り)型ではなくなった
筐体はウェッジ(先細り)型ではなくなった

 充電コネクタは磁気で本体と接続するMagSafeが復活した。MacBook Airシリーズで初めて67Wの急速充電にも対応。別売りの67W USB-C電源アダプタを用いることで、30分でバッテリー容量の50%を充電できる。

 2つのUSB-Cポートを備え、2台のデバイスを同時に充電できるコンパクトな35W充電アダプタもオプションで提供する。

2つのUSB-Cポートを備えた35W充電アダプタ
2つのUSB-Cポートを備えた35W充電アダプタ

 インターフェース類は2つのThunderbolt端子とイヤホンジャックを備える。生体認証はTouch ID(指紋)に対応する。

MagSafeが復活した
MagSafeが復活した

 発売は7月で、アップルオンラインストアにおける価格は8GB RAM、256GBストレージ、8コアGPUモデルが税込16万4800円。8GB RAM、512GBストレージ、10コアGPUモデルが税込20万8800円となる。RAMは最大24GB、ストレージは最大2TBまで選択できる。

 なお、アップルは同じくM2チップを搭載した13インチの新型MacBook Proも同時に発表している。

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