イタンジは5月18日、同社のネット不動産賃貸サービス「OHEYAGO(オヘヤゴー)」に電子契約を導入した。部屋探しから入居申込、賃貸契約までの完全電子化が実現する。
イタンジによると、従来の「宅地建物取引業法」では、賃貸契約の際、重要事項説明書および賃貸借契約書の書面交付が必要なため、店舗での対面や、郵送でのやりとりが必要であった。
5月18日施行の「改正宅地建物取引業法」では、賃貸、売買契約における重要事項説明の非対面化および、書類の電子交付が可能となり、賃貸借契約のオンライン完結が可能となる。
イタンジのOHEYAGOは、最短30分前にカレンダー機能から事前予約することで、来店することなく、希望物件のセルフ内見を可能とするネット不動産賃貸サービス。今回施行の改正宅地建物取引業法にあわせて電子契約を導入し、部屋探しから入居申込、契約までの完全電子化を実現した。
入居希望者は、OHEYAGOのウェブサイトおよびスマホアプリから、電子契約に対応している物件の検索、内見予約、オンライン内見、入居申込が可能。オンラインで重要事項説明を受け、そのまま電子契約することで、オンライン完結の賃貸契約が可能だ。
さらに、家賃債務保証の審査・契約や火災保険の契約など、賃貸借契約手続きに関連する一連の手続きも、オンライン上で完結できる。
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