Elon Musk氏による440億ドル(約5兆6500億円)での買収に合意したTwitterが、さらなる幹部再編を進めていることが明らかになった。
Twitterの消費者向け製品責任者であるKayvon Beykpour氏は米国時間5月12日、最高経営責任者(CEO)のParag Agrawal氏に促されたとして、7年間勤めた同社を退職することをツイートで明らかにした。同氏は現在、育児休暇中だ。
「本当は、このような形でこの時期にTwitterを離れるとは思っていなかったし、これは私自身の決断ではない。Paragは、チームを異なる方向に導きたいと告げた後に、私に退職を求めた」(同氏)
The truth is that this isn’t how and when I imagined leaving Twitter, and this wasn’t my decision. Parag asked me to leave after letting me know that he wants to take the team in a different direction.
— Kayvon Beykpour (@kayvz) May 12, 2022
Twitterの広報を担当するBrenden Lee氏は、Beykpour氏の退職を認めるとともに、収益部門の責任者Bruce Falck氏も同社を離れることを明らかにした。消費者向け製品を統括するJay Sullivan氏が、分散型ソーシャルネットワークプロトコルを開発する取り組み「Bluesky」とその収益チームのゼネラルマネージャーに就任するという。
今回の幹部再編は、Musk氏による買収提案の後にTwitterに訪れる変化を物語っている。この買収にはまだ株主らの承認が必要だ。共同創設者のJack Dorsey氏は4月、Twitterを誰かが所有または運営するべきではないとして、同社が目指すのは企業ではなく公共財になることだと述べていた。
Twitterは今週から、事業に不可欠な役職を除いて、ほとんどの新規雇用や穴埋め雇用を中断している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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