Pixel Foldのカメラに関するうわさはあまりないが、9to5Googleのおかげで、憶測の余地はある。同ウェブサイトによると、Pixel Foldは800万画素の前面カメラ2基(1基はカバー、もう1基は内側に搭載されると思われる)と1200万画素の背面カメラ1基を備えるという。メインのセンサーは、Pixel 6シリーズよりも低性能になる見通しである。サムスンのハイエンドの「GN1」センサー(Pixel 6シリーズの5000万画素のメインカメラで使用されている)ではなく、ソニーの「IMX363」センサー(2018年の「Pixel 3」に搭載されている)が採用されるとうわさされているからだ。
Googleが本当にそのような判断を下したのだとしたら、GN1センサーのサイズが原因なのではないだろうか。GN1は市場で最も大きなカメラセンサーの1つである。つまり、ただでさえ大きくて重たい折りたたみ式デバイスの全体的なサイズと重量を増やさずにGN1を搭載するのは、困難ということだ。
実際に発表される日まで、スマートフォンの正確な価格を知ることはできない(本当に発表されるかどうかも定かではない)。しかし、9to5Googleが匿名の情報筋の話として報じたところによると、Pixel Foldの価格は1800ドル(約23万円)以下になるという。3月に報じられたBGRの記事によると、1399ドル(約18万円)になる可能性もあるという。この場合、1799.99ドル(約23万円)のサムスンのGalaxy Z Fold3よりも安い。これが本当なら、Pixel FoldがGoogle初の折りたたみ式スマートフォンであることを考えると、比較的低価格ということになる。参考までに、サムスン初の折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Fold」の当初の価格は1980ドル(約25万円)で、その後、値下げされた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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