Twitterの共同創設者で前最高経営責任者(CEO)のJack Dorsey氏は米国時間4月25日、Elon Musk氏がTwitterを440億ドル(約5兆6000億円)で買収することを称賛した。同サービスを非公開企業にするための「正しい第一歩」だとしている。
TeslaとSpaceXの最高経営責任者(CEO)を兼任するMusk氏が買収案を提示し、Twitterの取締役会が全会一致で承認した。これを受けて、Dorsey氏はMusk氏への支持を表明した。
Dorsey氏はこの件に関する一連のツイートで、こう切り出した。「企業としてのTwitterは常に、私にとって別格の関心事であり、最大の後悔でもあった。ウォール街と広告モデルに所有されてしまった。ウォール街から取り戻すことは、正しい第一歩だ」
The idea and service is all that matters to me, and I will do whatever it takes to protect both. Twitter as a company has always been my sole issue and my biggest regret. It has been owned by Wall Street and the ad model. Taking it back from Wall Street is the correct first step.
— jack (@jack) April 26, 2022
同氏は続けて、Twitterを誰かが所有したり経営したりすべきではないと思うと述べた。「Twitterが目指すのは、対話のための公共財になることであり、(利益を追求する)企業になることではない。とはいえ、企業としての問題を解決する上で、Elonは私が信頼する唯一の解決策だ。意識の光を広げるという彼のミッションを信頼している」
世界一の富豪とされるMusk氏は4月、一方的な買収案をTwitterに提示した。Twitterは当初、この提案を拒否すると予想されていたが、Musk氏が投資銀行Morgan Stanleyからの融資を含む、買収資金の調達計画を明らかにした後、態度を軟化させたと報じられていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス