Twitter買収のマスク氏、創業者ドーシー氏から「唯一の解決策」と称賛ツイート

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 中村智恵子 高森郁哉 (ガリレオ)2022年04月27日 11時05分

 Twitterの共同創設者で前最高経営責任者(CEO)のJack Dorsey氏は米国時間4月25日、Elon Musk氏がTwitterを440億ドル(約5兆6000億円)で買収することを称賛した。同サービスを非公開企業にするための「正しい第一歩」だとしている。

Jack Dorsey氏
Jack Dorsey氏
提供:Eva Marie Uzcategui/Bloomberg via Getty Images

 TeslaとSpaceXの最高経営責任者(CEO)を兼任するMusk氏が買収案を提示し、Twitterの取締役会が全会一致で承認した。これを受けて、Dorsey氏はMusk氏への支持を表明した。

 Dorsey氏はこの件に関する一連のツイートで、こう切り出した。「企業としてのTwitterは常に、私にとって別格の関心事であり、最大の後悔でもあった。ウォール街と広告モデルに所有されてしまった。ウォール街から取り戻すことは、正しい第一歩だ」

 同氏は続けて、Twitterを誰かが所有したり経営したりすべきではないと思うと述べた。「Twitterが目指すのは、対話のための公共財になることであり、(利益を追求する)企業になることではない。とはいえ、企業としての問題を解決する上で、Elonは私が信頼する唯一の解決策だ。意識の光を広げるという彼のミッションを信頼している」

 世界一の富豪とされるMusk氏は4月、一方的な買収案をTwitterに提示した。Twitterは当初、この提案を拒否すると予想されていたが、Musk氏が投資銀行Morgan Stanleyからの融資を含む、買収資金の調達計画を明らかにした後、態度を軟化させたと報じられていた。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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