Twitterは米国時間4月7日、任意の会話から自分への「@」メンションを無効にできる機能のテストを開始したと発表した。この機能は、1つのスレッド全体にわたる自分のユーザー名へのメンションを無効にし、通知が来ないようにするもの。
2021年6月にTwitterのプライバシーデザイナーDominic Camozzi氏が「コンセプト」として初めて「Unmention yourself」(自分へのメンションを外す)ボタンを公開していた。
同氏は2021年8月、「unmention」という語が紛らわしいという意見がユーザーから寄せられたため、「Leave this conversation」(この会話から抜ける)に変更したと述べていた。
Twitter Safetyアカウントは今回、「Unmentioning」について正式に投稿。この機能をウェブ版で一部のユーザーを対象にテストしていることを明らかにし、これを「皆さんが自分の平和を守り、会話から自身を削除できるよう手助けするもの」と表現した。
How do you say “Don’t @ me,” without saying “Don’t @ me”?
— Twitter Safety (@TwitterSafety) April 7, 2022
We’re experimenting with Unmentioning—a way to help you protect your peace and remove yourself from conversations—available on Web for some of you now. pic.twitter.com/rlo6lqp34H
Twitterは5日、ツイートを編集する機能についても、サブスクリプションサービス「Twitter Blue」でテストする準備を進めていることを明らかにしている。
さらに6日には、Twitterを利用する開発者のKevin Marks氏が自身のブログで、ウェブサイトに埋め込んだツイートが削除された場合、空白のボックスが表示されるようになったと指摘した。これまでは、ツイートが削除されても、そのツイートが埋め込まれていたウェブサイトには内容が残っていた。
同氏はこれを「公の記録の改ざん」だとしたが、TwitterのシニアプロダクトマネージャーであるEleanor Harding氏は、「人々がツイートを削除することを選んだ場合、それを尊重するため」の変更であり、近いうちにコンテンツが表示されない理由も伝わるようにすると回答した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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