Twitterのクライアントアプリ「TweetDeck」は、今のところ無料で提供されているが、サブスクリプションサービス「Twitter Blue」の有料機能になる可能性を示す手がかりが増えている。
有料化の可能性を指摘したのは、Twitterのリーク情報で知られるJane Manchun Wong氏だ。同氏は、アプリのコードに含まれた機能を公式発表前に発見した実績がある。同氏は3月中旬にも、Twitter Blue未加入のユーザーに対してTweetDeckへのアクセスを制限するコードについてツイートしていた。
Twitter is filling in the new @TweetDeck signup page that they’re working on. Two new highlights:
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) March 30, 2022
1. A link for “the legacy version of TweetDeck” (even though it might be deprecated at some point in the future)
2. “Ad-free experience” being marketed as the selling point :P https://t.co/XP6sYsTUGM pic.twitter.com/fRc0ujZ7o2
同氏は3月31日、Twitterが構築中と思われるTweetDeckトップページのスクリーンショットをツイートし、「TweetDeckの旧バージョン」や「広告なしの体験」にアクセスできるオプションに言及した。これらのオプションは、現在のTweetDeckトップページには表示されていない。
Twitter Blueの会員は、ツイートを取り消したり、45以上のサイトから提供されたニュースを広告なしで読んだり、実験的な機能に先行アクセスしたりできるなど、さまざまな特典を得られる。サブスクリプション料金は月額2.99ドル(約370円)。2021年6月にカナダとオーストラリアで提供が始まったが、その後は他の地域にも導入され、同年11月には米国とニュージーランドで提供を開始した。
TweetDeckへの変更はこれまで、裏付けとなる証拠が出たこともなく、Twitterがそのことを認めたわけでもない。コメントを求めたところ、同社の広報担当者は、「今のところ、この件についてお知らせすべき情報はないが、そうした変更があればお知らせする」と回答した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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