Googleの兄弟会社で自動運転技術を手がけているWaymoは、同社の自動運転技術「Waymo Driver」が、運転者なしの自動運転タクシー商用サービスを提供可能なレベルになったと発表した。
Waymoは2021年8月、カリフォルニア州サンフランシスコで一般市民を対象とする試験的な自動運転タクシーサービス「Waymo One Trusted Tester」を開始。この試験では、安全確保のため運転席に「自動運転スペシャリスト」が乗っていた。
6カ月にわたり1万回以上運行し、数百人の利用者からさまざまなフィードバックを得られたという。そして、交差点や急坂の多いサンフランシスコでも快適に走れるよう、ブレーキやアクセルの制御を調整するなど、Waymo Driverの改良に取り組んできた。
その結果、完全な自動運転車による商用タクシーサービスを提供できる段階に入ったとしている。
試験サービスの紹介ビデオ(出典:Waymo/YouTube)
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