Appleは、新たに発表したプロセッサー「M1 Ultra」とデスクトップ「Mac Studio」であらためて独自チップ「Appleシリコン」の性能の高さを示したが、「Mac Pro」について忘れているわけではない。3月9日に開催された「Peek Performance」イベントの終盤で、同社はハイエンドのMac Proに言及した。
Appleのハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントJohn Ternus氏は、新しい「Mac Studio」などの「これらの製品がAppleシリコンを搭載する素晴らしいMacのラインアップに加わり、私たちの移行も完了に近づきました。残る製品はあと1つ、Mac Proのみです。しかし、それは別の日にしましょう」と述べた。
Appleが2020年6月にIntelのプロセッサーから独自設計のチップへの移行を発表した際、最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏は、移行に「約2年かかる」との見通しを示した。Mac Proは、AppleがIntel製チップを搭載して販売する最後の製品の1つとなっている。
「別の日」がいつになるかは現時点で不明だ。Appleが毎年6月に開催している年次開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」が、新型Mac Proを披露する場になる可能性はあるかもしれない。Appleが最後にMac Proの新モデルを発表したのは、2019年のWWDCだった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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