2021年に「iPad Pro」「iPad」「iPad mini」の新型が投入される中、「iPad Air」のアップデートは忘れられたかのようだった。しかし、Appleが米国時間3月8日に発表した新型iPad Airは、今まで待った甲斐のある製品のようだ。価格を考えると最高のiPadかもしれない。
新たに発表されたiPad Airは、「iPad Pro」の既存モデルや「Mac」の最新シリーズと同じ8コアの「M1」プロセッサーを搭載。また、iPadの既存モデルと同様に、「センターフレーム」機能を搭載する12メガピクセルの超広角カメラを装備する。さらに5G対応となり、より高速なモバイルデータ通信が可能となっている。ただし、搭載するディスプレイは以前と同様、ミニLEDや有機ELは採用されていない。新色としてブルーが追加されているが、ストレージは既存モデルと同じ64GBまたは256GB。価格もこれまでと同じ599ドル(日本では税込7万4800円)からとなっている。発売日は新型「iPhone SE」と同じ3月18日で、3月11日に予約注文の受付が開始される。
新型iPad Airは、今回のイベントでの発表が予想されていた。同製品は、明らかにアップグレードを最も必要とするiPadモデルだった。iPad Airをめぐっては、M1チップの搭載、5G対応、最小ストレージ容量の引き上げ(64GBから128GB)や、より広角の前面カメラに、2021年の他のiPadモデルに既に採用されているデジタルズーム技術であるセンターフレーム機能が搭載される可能性などが、これまでに報じられていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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