ZOZO NEXTら3社、アバターがバーチャル試着できるアプリ--「ZOZOSUIT」のデータを活用

飯塚 直 藤代格 (編集部)2022年02月21日 15時44分

 ZOZOグループで新規事業創出などを担うZOZO NEXTと、ソフトバンク、MNインターファッションの3社は2月21日、オンラインで服のバーチャル試着体験が可能なアプリ「ALTRM(オルターム)」の実証実験を実施すると発表した。

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 20歳以上の男性合計約400人を対象に、2月21日〜3月7日と3月15日〜3月29日の各15日間、2回に分けて実施する。

 ALTRMでは、3Dバーチャルアバターを活用し、自宅やオフィスなどの任意の場所で、いつでもどこでもオンラインでバーチャル試着が体験できる。

 身長と体重を入力すると、体型計測デバイス「ZOZOSUIT」で集積した体型計測データを活用し、3Dバーチャルアバターを生成。画面に表示されたアイテムのアイコンをタップすると、選択したアイテムが3Dバーチャルアバターに装着され、実際に試着した時と同様に着丈やサイズ感を確認できる。

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 ソフトバンクは、3Dバーチャルアバター生成と、バーチャル試着の要素技術の開発を担当。採寸データに基づいた3Dバーチャルアバターの生成や、服のリアルタイムシミュレーションといった複雑な計算処理を、モバイル環境で動作する技術を実現した。

 また、ソフトバンクが持つ要素技術を活用し、ZOZO NEXTがスマートフォン上で服の試着を体験できるアプリを開発した。

 MNインターファッションは、今回の実験のために紳士服ブランドとなるALTRMを設立し、アイテム全14型(サイズ展開:S/M/L)を販売する。商品となる服の企画や生産、アプリ内で挙動するための服のデジタル3D化も担当し、バーチャル試着導入による購入率の変化を検証していく。

 ALTRMのコンセプト、「自分の生活に必要な服。テレワーク、出社時、休日やワンマイル。組み合わせ方であらゆるシーンに当てはまり、シームレスなスタイリングを可能にする“究極の自分制服”コレクション」。贅沢さよりもシンプルで無駄のない生活を好む、主に20代男性がターゲットになるとしている。

 3社によると、購入前のバーチャル試着が可能になることで、オンラインショッピングの課題であるサイズ不一致や着用時の違和感による返品の減少、CVRの向上への貢献が期待できるという。

 将来的には、バーチャル試着にAI(人工知能)技術を使用することで、利用者の体型や過去の試着、購買データから、好む服や似合う服、コーディネートを提案。今まで以上に便利にオンラインショッピングを行うことが可能になるとしている。

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