Googleは、広く利用されている電子メールサービス「Gmail」のデザインを刷新し、複数の機能を1つのレイアウトに統合する。これにより、受信トレイを表示したまま他の「Google Workspace」アプリを使用するのが容易になる。「1つの統合された場所で、Gmail、『Chat』、『Meet』などの重要なアプリケーションの間を簡単に移動」できるようになると、同社は説明している。
Googleは、米国時間2月11日に「即時リリース」のドメイン向けにアップデートの提供を開始しており、希望するユーザーは新しいレイアウトを利用できる。28日には「計画的リリース」のドメイン向けに提供を開始する。4月には、全てのユーザーに対し新しいレイアウトがデフォルトで適用されるが、古いバージョンに戻すこともできる。6月中には新しいレイアウトがすべてのユーザーに対する標準インターフェースとなり、古いレイアウトは選択できなくなる。
今回のアップデートでは、画面左下に通知のバブルが表示されるようになった。Chatや「Spaces」の通知が表示され、通常のウィンドウまたはポップアップウィンドウの中で返信できる。各アプリには左端のアイコンや折りたたみ可能なメニューからアクセスできる。このため、タブをいくつもクリックしたり、新しいウィンドウを開いたりしなくても、ミーティングへの参加やその他の機能の利用が可能になる。
このアップデートは「Google Workspace Essentials」以外のエディション向けに提供される。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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