折りたたみスマホ市場が急成長、2025年には3兆円規模に--IDC予測

Dan Avery (CNET News) 翻訳校正: 編集部2022年02月17日 07時46分

 画面が折りたたみ可能なスマートフォン、いわゆる「折りたたみスマホ」の市場が急成長している。

サムスンの折りたたみスマホ
提供:Samsung

 米市場調査会社International Data Corporation(IDC)が公開した新たな報告書によると、折りたたみスマホの販売台数は2020年の190万台から2021年には710万台と260%を超える増加を記録した。同社の予測では、2025年の折りたたみスマホ販売台数は約2760万台となり、市場規模は290億ドル(約3兆3000億円)に達するという。

 また、スマートフォン市場全体に占める折りたたみスマホの割合は2025年に1.7%と、現在の3倍超に拡大する可能性があるという。

 折りたたみスマホ市場の急速な成長について、IDCはサムスンを主要因に挙げている。同社は2021年8月に「Galaxy Z Flip3」を発売、また2022年には「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」を発売するとみられている。

 サムスンは、自社製折りたたみスマホに関し、具体的な販売台数を発表していないが、2021年には販売台数が前年比4倍に増加したと明かしていた。

 折りたたみスマホがスマートフォン市場に占める割合はまだ小さく、IDCによると、2021年のシェアは0.5%にすぎない。しかしサムスンは、Appleなどの競合メーカーからのユーザー奪取にわずかながらも成功しているようだ。サムスンによると、他のスマートフォンブランドからGalaxy Z Flip3に乗り換えた顧客は、「Galaxy Note20」と比べて150%多く、また「Galaxy S21」と比べると140%多いという。

 「サムスンが提供する折りたたみスマホの最近の成功は、このカテゴリーに新たな命を吹き込み、競合他社があわてて同市場に参入する状況を招いている」と、IDCの「Worldwide Quarterly Mobile Phone Tracker」の調査マネージャーであるAnthony Scarsella氏は報告書の中で述べた。

 「サムスンは、価格を引き下げ、しっかりした作りの製品を提供したことで、折りたたみスマホに対する消費者需要が存在することを証明した」(同氏)

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]