神奈川中央交通は1月12日、まちの商業施設や飲食店などと連携した新たな商品「バスもやりMaaS〜神奈中がちょっと本気出してみたチケット〜」を、1月17日から小田急電鉄が運営するMaaSアプリ「EMot」にて販売すると発表した。
同チケットを利用すると、平日朝、通勤時間帯(〜9時)を除き、神奈中路線バス全区間が乗り放題となる。
ただし、高速バス、空港リムジンバス、深夜急行バスなどでは利用できない。また、深夜バスを利用する場合は、運賃表示器に表示されている利用区間運賃の半額を支払う必要がある。
同チケットの発売価格(税込)は1万円で、有効期間は1カ月。2月分を1月17日の10時、3月分を2月17日の10時、4月分を3月17日の10時に、それぞれ発売する。いずれも各月先着200枚限定で、売り切れ次第終了。EMotアプリに登録したクレジットカードでの決済となり、駅前サービスセンターや営業所の窓口での販売はない。
なお、対象施設として指定する全40カ所のうち4カ所をチケット利用月の25日までに利用し、各対象施設内に設置のQRコードをEMotアプリで読み込むと、翌月分の無料チケット取得用クーポンコードをメールで配布する。翌月のオフピークの路線バスが無料で乗り放題となるため、実質月額5000円で路線バスが利用できると説明している。
対象施設は、EMotアプリの「周辺」タブから確認可能。「らーめん花樂」「北海道らーめん麺処うたり」「ドトールコーヒーショップ」「ミスタードーナツ」「イトーヨーカドー」「イオンモール」「ららぽーと」などが名を連ねている。
同社では、地域と連携した外出機会の創出により、地域経済やまちの活性化につながる施策を展開していくとともに、公共交通の利用促進を目指すとしている。
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