本田技研工業(ホンダ)の中国現地法人となる東風本田汽車(東風ホンダ)は1月5日、今後の需要拡大が見込まれる電気自動車(EV)の生産体制構築に向け、湖北省武漢市の武漢経済開発区にEV専用の新工場を建設すると発表した。
2024年の稼働開始を見込み、年間生産台数は12万台を予定する。敷地面積は63万平方m。
新工場は完成車一貫生産が可能。プレス、溶接、塗装、組み立て、完成車検査などの工程を有し、組み立て工程などを中心に業界トップ水準の自動化率を目指すとしている。
また、工場の屋根にソーラーパネルを設置するなど再生可能エネルギーを活用し、再生水循環利用などによる資源節約、大気汚染をもたらす主要な原因物質であるの揮発性有機化合物(VOC)削減など、サステナブルな取り組みも積極的に進めるという。
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