Teslaが米国の電気自動車(EV)市場で独占的地位にあるという見解は、まだ明白ではないにせよ、Automotive NewsとExperian Automotiveが米国時間2月14日に公開した最新のデータが裏付けになると言えそうだ。両社の共同調査によると、2020年に米国で登録されたEVのうち、Tesla車が79%を占めたという。
データによると、2020年に米国で登録されたTesla車は合計20万691台で、2019年から16%増加した。現在販売されているTeslaの4モデルは、2020年のEV上位5車種に揃って名を連ねている。「Model 3」が1位で登録台数は9万5135台、続いて「Model Y」が7万1344台だった。Tesla車以外で唯一5位以内に入ったのはGeneral Motors(GM)の「Chevrolet Bolt EV」で、登録台数は1万9664台となり3位だった。
4位は「Model X」(1万9652台)で、5位は「Model S」(1万4430台)だ。一連のTesla車と孤軍奮闘するChevroletの後には、日産自動車の「LEAF」、Audiの「e-tron」、Porscheの「Taycan」、現代自動車(ヒュンダイ)の「Kona Electric」、起亜の「Niro」と続くが、いずれも登録台数は1万台に満たない。
EVの登録台数は2020年に前年比で11%増加した。ただし自動車販売を概観すると、登録台数全体に占めるEVの割合は、2019年の1.4%から増加して1.8%になったにすぎない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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