サムスンのスマートテレビ「The Frame」は、お気に入りのテレビ番組や映画だけでなく、一部のユーザー向けにアートも表示できる。デジタル版の絵画や写真などを購入できるアートストアが組み込まれており、自前の画像を映しだすことも可能だ。また、オプションで選択できる金属や木製のフレームを利用すれば、よりウォールアートらしく見せることができる。
サムスンは「CES 2022」で、このThe Frameの改良点として、アートをこれまで以上にリアルに、かつテレビらしくなく見せるための反射防止スクリーンを紹介する予定だ。同社は新しいマットスクリーン仕上げについて、明るい部屋でも「光散乱面の凹凸を最大化するように設計されている」と説明し、「紙とカンバスのリアルなテクスチャー」と表現した。
また、2022年版のThe Frameには新機能として、コンテンツの検索を容易にするために再設計されたアートストアが搭載されている。有料サブスクリプションによって「世界的に有名な」機関の1400以上の芸術作品にアクセス可能だ。
サイズは最小32インチ、最大85インチ。価格と発売日は現時点では発表されていない。2021年版の価格はサイズに応じて529.99ドル(約6万1000円)~4299.99ドル(約50万円)で、これは「Q60A」などの、サムスンの標準のQLEDテレビよりかなり高額だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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