テレビでゲームを楽しむには、「PlayStation 5」や「Xbox Series X」といった専用ゲーム機を使うのが一般的だ。一方、インターネット経由でストリーミングされるゲームをプレイできる、ゲーム機の不要なクラウドゲームサービスも進化を続けている。韓国のサムスンは現地時間1月3日、ラスベガスで開催される「CES 2022」に先立ち、クラウドゲームにもゲーム機にも対応できる新機能を最新型のテレビに搭載すると発表した。
「Samsung Gaming Hub」と呼ばれるこの機能は、サムスンが2022年に発売するスマートテレビの一部に、新しいスマートテレビメニューシステムの専用セクションとして搭載される。リリース時には、「Google Stadia」や「NVIDIA GeForce NOW」「Utomik」といったクラウドゲームのライブラリーがすべて利用できるほか、対応ゲームはさらに増える予定だという。ユーザーは、サードパーティー製のコントローラーをテレビとペアリングするだけでゲームをプレイでき、ゲーム機やその他のハードウェアを用意する必要はない。また、Gaming HubからYouTubeのゲームセクションにアクセスして、ゲーム実況YouTuberをフォローすることもできる。
サムスンは2022年に発売するテレビの一部で、144Hzの可変リフレッシュレートを採用する。この機能は、ハイエンドPCのゲームプレイで最も高速なビデオ出力に対応するために設計されたものだ。ただし、Xbox Series XやPlayStation 5などのゲーム機はリフレッシュレートが最大120Hzなので、この機能は利用できない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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