サムスンのテレビリモコンはここ数年、環境への配慮という点でいくつかの大きな進歩を遂げてきた。2021年には、ソーラーパネルがリモコンの背面に追加され、リビングルームに置いておくだけで太陽光から充電できるようになった。そして2022年、サムスンはこの取り組みをさらに1歩進め、新たな機能をリモコンに追加した。電波から電力を回収するエネルギーハーベスティング機能だ。
サムスンが最新型テレビとともに発表したこのリモコンは、これまでどおり昼間の太陽光から電力を生成できるだけでなく、Wi-Fiルーターなどの機器が発する電波からも少量の電力を回収できる。サムスンによると、このRFエネルギーハーベスティング機能があれば、テレビを視聴するのが昼間でも夜間でも(あるいは、太陽光があまり入らないような場所でも)、常にリモコンをフル充電状態にできるという。
この新しい「Eco Remote」リモコンは、前世代と同様に「リサイクル素材を用いた設計」を採用するようだ。また、前年のブラックに加え、ホワイトのモデルが新たに追加される。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦