マイクロソフトもCES現地出展の見送り表明

Corinne Reichert Mike Sorrentino (CNET News) 翻訳校正: 編集部2021年12月27日 07時04分

 新型コロナウイルスのオミクロン株が懸念され、感染が急拡大する中、大手企業が相次いで「CES 2022」への現地出展を見送る考えを表明している。Microsoftは米国時間12月24日、新たにラスベガス会場での出展を取りやめることを明らかにした。CES 2022は1月5日に開幕する。

CES
提供:Sarah Tew/CNET

 これまでに、GoogleT-Mobile、Intel、Lenovo、TikTok、Meta(旧Facebook)などが、オンラインのみで参加することを表明している。

 Microsoftは24日、電子メールの声明で、「従業員の健康とウェルビーイングが当社の最優先事項だ。急速に変化するコロナ情勢の最新データを鑑み、MicrosoftはCES 2022に対面で参加しないことを決定した」と伝えた。オンラインで参加するとしている。

 現地出展を中止する企業は増えているが、CESを運営する全米家電協会(CTA)は23日、新たに会場のブースを申し込む出展者も増えていると述べた。CTAによると、「最近42の出展者(展示フロアの7%未満)が出展を取りやめたが、17日以降、60の新規出展者から現地出展の申し込みがあった」という。

 知名度の高い企業が出展の取りやめを表明しているが、展示会場には中小企業のブースもあるとCTAは強調している。

 CTAは、ワクチン接種やマスク着用の義務付け、参加者へのコロナ検査、ソーシャルディスタンスの確保、来場者数制限などを実施するため、イベントは開催可能だとの考えを示している。CESは、2022年1月5~8日にオンラインと対面の形式で開催される。1月4日はプレスデーとなっている。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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