LG、55インチ曲面ディスプレイ付きの椅子「Media Chair」などを発表

David Katzmaier (CNET News) 翻訳校正: 編集部2021年12月23日 14時06分

 有機ELディスプレイパネルの生産で知られるLG Displayは、CES 2022で披露する2つのコンセプト製品を発表した。

Media Chair
在宅勤務の準備費用が支給されたとしても、これを買うのは難しそうだ。
提供:LG Display

 1つ目は基本的にはスクリーン付きの椅子だ。同社はこのコンセプトを「Media Chair」と呼んでいる。弧を描くフレームの中に玉座のような座席が収まっており、後ろに傾けることができる。しかし、最も素晴らしい特徴はそのスクリーンだ。55インチの有機ELディスプレイで、ユーザーにとって最適な角度で湾曲しているという。

 アームレストに組み込まれたディスプレイのボタンをタッチすることにより、一般的な水平(横向き)モードと垂直(縦向き)モードを切り替えることができる。この点はサムスン製のテレビ「The Sero」に少し似ている。ディスプレイには同社独自の音響技術も内蔵されている。

Virtual Ride
LGの「Virtual Ride」で田園風景を楽しむサイクリスト。
提供:LG Display

 2つ目のコンセプト製品「Virtual Ride」も、湾曲した柔軟な有機ELパネルを特徴としている。Virtual Rideは固定式のエクササイズバイクで、前方の直立した有機ELディスプレイによって、使用者を仮想世界で囲むように設計されている。つまり、エアロバイク「Peloton」に、はるかに大型で高性能なディスプレイを付けたものだといえる。画面は55インチの有期ELディスプレイ3枚で構成されており、使用者の前面と上部で湾曲している。同社によると、使用者は本当に森やストリートでサイクリングしているかのように感じられるという。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]