新型コロナウイルスのオミクロン株が全米に広がる中、Appleは従業員のオフィスへの復帰計画を無期限に延期し、従業員全員に1000ドル(約11万円)のボーナスを支給するという。
最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏の従業員向けメッセージを基に、The Vergeが報じた。それによると、同氏は在宅勤務用の備品購入を推奨し、「オフィスに戻る際に会社所属の備品は持ち帰ることに留意すること。つまり、自宅で必要になる物は検討しておくべきだ」と記している。
Appleは11月、従業員が週に1~2回はオフィス以外で勤務する「ハイブリッド型勤務形態を試験運用」する計画を従業員に伝えていた。この計画では、ほとんどの従業員が週の最大2日間(水曜日と金曜日)は在宅で勤務し、それ以外の日はオフィス勤務を求めるとしていた。
Cook氏は今回のメッセージの中で、オフィスは開いたままにしており、中華圏など地域で多くの従業員が定期的に出社していると述べた。
「われわれは、より多くのチームが再び集まるのを楽しみにしている。引き続き現地の状況に基づいて決定を下し、(ハイブリッド型勤務の)試験運用を開始する場合は、少なくとも4週間前には必ず通知する」とCook氏は記している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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