Meta(旧Facebook)は、「Facebook」で活動するクリエイター向けの新たなマネタイズ手段として、Facebookのプロフィールに「Professional Mode」を追加すると発表した(その1、その2)。まず、米国ユーザー向けに対象者を限定して試験提供する。
FacebookのユーザーがプロフィールをProfessional Modeに切り替えると、投稿したコンテンツでどのようなアクセスが得られたかなど、これまで「Facebookページ」だけで提供されていた解析ツールが利用可能となる。フィードでFacebook全体へ公開したコンテンツは、すべてのユーザーから閲覧可能となって、全ユーザーからのフォローを受け付けることになる。もちろん、友人限定公開コンテンツの投稿も、引き続き可能だ。
Professional Modeで提供するマネタイズ機能の第一弾は、短尺動画サービス「Reels(リール)」の再生回数に応じて報酬を支払う「Reels Play bonus program」。報酬金額は、最大で月額3万5000ドル(約398万円)に上るという。ただし、当面は招待制で提供する。
Professional Modeを利用可能な米国ユーザーは徐々に増やし、2022年にEMEA(欧州/中東/アフリカ)向け提供を始めるなど、対象地域も拡大していく。機能の拡充や、マネタイズ機能の追加も進める。
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