短尺動画を作成できる「Reels(リール)」機能が、Facebookでも正式に利用可能になった。リールは2020年にInstagramで提供開始された機能だ。このほど米国の「iOS」および「Android」デバイスのユーザーは、Facebookアプリでも動画の作成や視聴が可能になった。
今回の正式提供は、Facebookが2021年に入って実施した、メキシコ、インド、カナダ、米国でのリールのテスト導入を踏まえたものだ。今後はFacebookの「ニュースフィード」と「グループ」でリール動画を見ることができる。また、Facebookによると、クリエイターをリール動画から直接フォローできるほか、シェアやリアクションも可能だという。
Facebookはさらに、招待制プログラム「Reels Play」を発表した。これは、InstagramとFacebookを合わせたリールの実績に基づいてクリエイターに報酬を支払うという取り組みだ。これはFacebookが実施している総額10億ドル(約1100億円)規模のクリエイター支援プロジェクトの一環であり、Instagramの「Reels Summer(リール動画のサマーボーナス)」に続くものだ。このプログラムはまず米国で始まり、ゆくゆくは全世界に展開される見込みだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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