リスト、災害に備えた省エネ住宅「nococo-town」--土かまど付き集会所やシェア農園も

 リストは12月8日、連結子会社であるリストインターナショナルリアルティが手掛ける、横浜市戸塚区の省エネ住宅「nococo-town(ノココタウン)」全160棟が、12月15日に竣工すると発表した。間取りは3LDK~4LDKで、販売価格は3430万円から3980万円となる。

「nococo-town」外観
「nococo-town」外観

 リストによると、ノココタウンは最寄り駅であるJR戸塚駅からバスで15分ほどの立地にもかかわらず、コロナ禍による在宅時間の増加で、住環境を重視する顧客が増加したことから、成約数が約1.5倍に増加したという。

 ノココタウンの160棟全てに太陽光発電システムを標準搭載し、電気代の低減や災害時の電力をまかなうことが可能。各住戸の壁には、一般的な戸建ての約1.5倍の厚さがある 2×6(ツーバイシックス)工法を用い、より多くの断熱材を使用して高断熱・高気密を実現した。

 敷地内には、太陽光発電システム付きの集会所を設置し、住民同士のコミュニティ形成の場として利用できるほか、災害時などガス供給が止まってしまった場合は、集会所の土かまどで炊き出しができる。集会所のすぐ隣には、住民向けシェア農園を設置。農園は共同農園と個別農園に分かれており、共同農園で取れた野菜は住民に提供する。

集会所
集会所

 さらに、全棟にIoT機器を搭載し、スマートフォンやタブレットなどを使い、自宅以外からの家電の操作や、鍵開閉の確認、子供やペットの見守りができる、スマートホームサービスも用意している。

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