日本気象は12月6日、スマートフォンアプリ「防災アラートPRO」から、「路面凍結予測」情報の順次提供を開始した。
アスファルト舗装のブラックアイスバーン型凍結の発生危険度を1時間ごと、最大51時間先まで確認可能。冬季における車のスリップ事故防止、歩行者の転倒防止策などに活用できる。
路面凍結予測は、12月3日から、同社の情報サイト「お天気ナビゲータ」での提供を開始。
道路観測データや路面凍結による交通事故のデータなどを活用し、凍結発生危険度の予測の妥当性についても検証。予測の適中率、捕捉率などを加味して「危険、警戒、注意、なし」という4段階の指数を設定している。
路面凍結による自動車のスリップ事故、自転車や歩行者の転倒事故は毎年のように発生しており、大事故につながる恐れがある。寒冷地や山間部だけでなく、条件が揃えば都市部でも発生することがあり、特に道路が濡れているだけのように見える、ブラックアイスバーン型の路面凍結もありえるという。
同社では、発生が分かりにくいブラックアイスバーンの発生危険度を事前に知ることができるように、路面凍結予測を開発。ピンポイントで状況を確認ができるため、外出前に通行予定の道路をチェックして危険度が高い場合は冬タイヤを装備する、より安全運転を心がけるといった対策がとれるようになる。
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