新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックでステイホームを強いられ、運動不足に陥る人が増えた。その対策としては、自宅でしっかりトレーニングすることが大切だ。
そこで今回は、運動の成果を計測可能な家庭向けサンドバッグ「Boxx」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Boxxは、天井などからつり下げるのではなく、床に置いて使う自立型のサンドバッグ。付属のセンサーをグローブに取りつけることで、パンチ力などを計測できる。センサーはBluetoothでスマートフォンと連携し、専用アプリに各種データを送信する。
パンチの速度や力、方向などは、アプリで確認可能。アプリには、ボクシング練習メニューだけでなく、ヨガやストレッチなど、多種多様なトレーニングが用意されていて、自分のレベルや目的に合わせて運動できる。ジムにあるサンドバッグを使ってトレーニングする場合は、センサーだけを持って行けばよい。
Boxxのサイズは、直径が52cm、高さが175cm。使用しない場合は、高さを少し低くできる。重さは18kgで、最大195kgまで増やせる。底面には車輪が設けられており、動かす際に持ち上げずに済む。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月10日まで。記事執筆時点(日本時間12月3日17時)でキャンペーン期間は6日残っているが、すでに目標金額1万ポンド(約150万円)の16倍近い約15万9000ポンド(約2392万円)の資金を集めている。
Boxxの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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