新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックにより、ビデオ会議を利用することが当たり前になった。当初はマイクやカメラをオンにすべきか、オフにすべきかなど迷うこともあったが、今では慣れたものだ。
しかし、慌てているといまだに操作を間違えてしまう。ミュートし忘れていたマイクを切りたいのに、別のボタンを押したりする。操作をキーボードに割り当てていても、どれを押すべきか忘れてしまう。
そこで、ビデオ会議向けに作られた大型キーボード「ChonkerKeys」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
ChonkerKeysは、手のひらサイズの大きなボタンが並んだ外付けキーボード。PCにUSB接続すると、Zoomなどのビデオ会議アプリを操作できる。それぞれのボタンが、マイクやカメラのオン/オフ、会議室からの退出、画面共有、チャットなどの機能に割り当てられているうえ、ボタンが大きいので間違えることなく素早く押せそうだ。
ボタンの数は、「The Original」モデルが5個。9個または11個で変更可能な「The Max」モデルも用意する。ボタンの位置は、好みに応じて動かせる。マイクとカメラの動作状態が一目で分かるように、マイク用とカメラ用のボタンにはLEDが組み込まれている。LEDが緑に光っている場合はオン、赤の場合はオフを意味する。
現在のところ、Windows 10とZoom、Teamsで動作確認済み。SkypeとiPad Proでの動作はテスト中。WebexとMacは対応させる予定。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間9月9日まで。記事執筆時点(日本時間8月12日11時15分)でキャンペーン期間は28日残っているが、すでに目標金額15万香港ドル(約212万8000円)を上回る約18万4000香港ドル(約261万円)の資金を集めている。
ChonkerKeysの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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