ハウスコムは12月1日、賃貸物件の自主管理オーナー向けに、ウェブ上から自主管理に必要な商材を発注することができる「スマートシステムPLUS」の提供開始を発表した。ハウスコム各店舗のウェブページから申し込みができる。
スマートシステムPLUSでは、定期清掃・巡回清掃、特別清掃、植栽剪定・除草、エレベーター点検、消防設備点検、貯水槽点検清掃、増圧ポンプ点検、共用灯交換、粗大ごみ、貼紙掲示、その他軽作業、不用品回収を含む「ビルマネジメント(BM)業務」と、オートロック、防犯カメラ、宅配ボックス、ゴミステーション、トランクルーム、建物災害危険度チェック、給排水設備診断、プロパンガス交換を含む「空室対策商材」を、ウェブ上から発注することが可能だ。
作業は写真付メールで報告し、ウェブで物件カルテとして利用することも可能。おすすめサービスとして、定期清掃・建物点検・特別清掃がセットの「BM業務BASIC」と、定期清掃・特別清掃セットがセットの「BM業務ENTRY」を用意している。
ハウスコムは、2020年7月より、自主管理オーナーの賃貸経営をサポートする「スマートシステム」を提供している。スマートシステムは、スマート内見を活用した空室募集から、滞納保証・入居者サポート、退去立会までをサポートするもので、1部屋1650円、1室から加入することができる。
スマートシステムの提供開始から約1年半で、加入部屋数は1000室を突破。加入するオーナーから、共用部の清掃や定期点検の要望を受け、今回のスマートシステムPLUS提供にいたったという。
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