Facebookは米国時間10月28日、仮想現実(VR)関連のカンファレンス「Facebook Connect」で「Meta」への社名変更を発表し、新社名に移行する手始めとして、VR参入の契機となった「Oculus」ブランドを廃止することを明らかにした。
次期最高技術責任者(CTO)のAndrew Bosworth氏によるFacebook投稿によると、Oculusブランドに含まれるVRヘッドセット「Oculus Quest」と「Oculus App」は、2022年初頭に「Meta Quest」と「Meta Quest App」に改称される。Oculusを冠した他の名称も変わる。例えば、「Oculus Home」は「Horizon Home」、「Oculus Venues」は「Horizon Venues」、「Oculus Friends」は「Horizon Friends」、「Oculus Profile」は「Horizon Profile」となる。
「われわれは皆、Oculusブランドに強い愛着があり、これは非常に難しい決断だった。ハードウェアのブランドは変更するものの、OculusはわれわれのDNAの中核であり続け、ソフトウェアや開発者向けツールなどに生き続ける」とBosworth氏は述べた。
Facebookは、VR企業のOculus VRを2014年に20億ドルで買収した。Oculusは、Kickstarterキャンペーンで調達した資金を元に開発された同社初のVRヘッドセット「Oculus Rift」で大きな注目を集めていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」