Facebookが新たな仮想現実(VR)ヘッドセットを開発中だ。開発者向けカンファレンス「Facebook Connect」では、さまざまなデバイスで利用できるメタバースや次世代スマートメガネ、さらに社名変更など、同社の計画に関するさまざまな発表があり、最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏はその1つとして「Project Cambria」を開発中だと発表した。このヘッドセットは複合現実(MR)にも対応し、顔の表情をトラッキングする機能を備え、よりコンパクトな光学系を搭載するという。
同社はProject Cambriaの詳細を2022年に発表する予定だ。
これは、1年前に発売された「Oculus Quest 2」の代替や後継ではない。最新技術を搭載する、より高額なハイエンドの製品になるという。
Zuckerberg氏は2021年に入り、米CNETとの会話の中で「Oculus Quest Pro」の計画を認めていた。この会話の中で同氏は、さらなるセンサーを搭載した未来のヘッドセットについて、次のように語っていた。「ゲームに加えて、他のいくつかの用途でさらに極限に達することのできるよりハイエンドなデバイスの構築に注力すると、その設計方法に関するいくつかの興味深い疑問が生じる」
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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