LIXILは10月28日、IoTホームリンク「Life Assist2」との連携により、スマホやリモコンのボタン操作で、高所用横すべり出し窓や電動シャッターの開閉を可能にする製品を、11月より順次発売すると発表した。
Life Assist2は、インターネットと接続し、住宅設備機器や建材、家電などの機器をつないでIoT対応にするホームリンク。外出先からの状態確認や開閉操作、スマートスピーカーでの音声操作、GPSや天気予報との連動による自動操作が可能だ。
今回、新商品「サーモスⅡ-H/L」の高所用横すべり出し窓や、住宅用窓シャッター「電動シャッター」に対応し、これらの製品をLife Assist2と接続することで、突然の雨でも外出先からスマホでシャッターを開閉したり、天気予報との連動による操作も可能となる。
高所用横すべり出し窓は、「電動ユニット」を使用することで自動開閉が可能。地窓と高窓を同時に開閉するなど、複数窓の一斉操作も可能だ。電動ユニットはシンプルなデザインのため空間に溶け込み、従来品よりも操作時に発生する音を低減したという。
電動シャッターは、11月から発売するすべての製品がIoT連携対応となり、IoT連携が可能な「スマート電動」タイプと、リモコン操作の「電動」タイプを統合し、価格は電動タイプの価格設定のままリニューアルした。
シャッターを自動開閉にすることで、子どもやお年寄りでもシャッターの開閉が容易になるのに加え、窓を開けずにシャッターを開閉することで、雨が吹きこんだり虫が侵入したりするのを防ぐことができる。
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