LIXILの「DOAC」が音声操作に対応--スマホに話しかけるだけで玄関ドアが自動開閉

 LIXILは7月15日、玄関ドアの電動オープナーシステム「DOAC(ドアック)」に、スマートフォンやApple Watchでのタップ操作、および音声操作に対応する機能を追加し、9月1日に全国で発売すると発表した。

「DOAC」が音声操作に対応
「DOAC」が音声操作に対応

 2020年9月に発売したDOACは、さまざまなメーカーの玄関ドアに後付けし、リモコンのボタンで、鍵の施錠・解錠、自動開閉が可能となるバリアフリー製品。高齢者や体が不自由な家族がいる家庭に加え、感染症対策として非接触で玄関ドアを操作したいといったニーズの高まりがあるという。

 今回の機能追加により、DOACアプリを使い、iPhoneやApple Watchでのタップ操作、あるいは「ドアック、開けて」「ドアック、閉めて」と話しかける音声操作により、玄関ドアの施錠・解錠からドアの自動開閉まで、ハンズフリー操作が可能となる。

 すでにDOACを使用中の場合も、今回発売するオプションのBluetoothレシーバーを追加すれば、従来のリモコン操作に加えて、スマートフォンやApple Watchでのタップ操作、音声操作で玄関ドアの開閉ができるようになる。

 なお、音声操作はiOS端末のSiri向け機能で、Android端末ではスマートフォンのタップ操作のみに対応している。

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