Facebookの社内文書をリークしたFrances Haugen氏が、同社のコンテンツモデレーションに関する決定や慣行を調査するために設置された独立の監督委員会と面会することになった。
Haugen氏は、The Wall Street Journal(WSJ)が9月に報じた一連の記事の基になった大量の社内文書をリークしたことを明かして以来、世間の注目を一身に集めている。WSJはこれらの記事で、Facebookがユーザーに与える影響の大きさを認識していたと報じている。この報道を受けて10月上旬に開かれた米上院の公聴会で、Haugen氏はFacebookの製品が「子供に害を与え、分断を助長し、民主主義を弱体化させている」と主張した。10月下旬には英議会の委員会にも出席する予定だという。
Facebookの独立監督委員会は米国時間10月11日、「今後数週間以内」に委員会と会談するようHaugen氏を招待し、同意を得たことを明らかにした。委員会が特に注目しているのはFacebookによる「クロスチェック」システムだという。これは、有名人や政治家を含む多数の著名なユーザーをFacebookプラットフォームのコミュニティー基準から除外するもので、すべてのユーザーに同じルールを適用するという同社の公式声明と明らかに矛盾している。委員会は以前、WSJの報道を受けてクロスチェックを調査する意向を示していた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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