Appleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「Appleニュース一気読み」。2020年以降のパンデミックの影響で、路面店や対面接客による販売活動が世界的に難しくなった。ワクチン接種の進行や、接触を極力避ける接客方法の確立などで、店舗営業を再開しているが、変異株による感染再拡大も見られることから、コロナ以前のような営業形態に完全に戻ることは難しい。
そうした中、Appleは直近の決算で最高の売上高を連発している。その原動力となっているのが、オンラインストアの存在だ。
Appleは直営店を展開しながら、顧客との結びつきや信頼関係を作ってきた。また、世に初めて出すようなデバイスに触れてもらう機会を作ることで、その新しい価値を広める役割も果たしてきた。
しかしその直営店が直接利用できないこと、また世界中からプレスをApple Parkに集めてのプレスイベントの開催が難しくなっていることから、新しい顧客とのコミュニケーションの方法を開拓していく必要があった。
一つは、YouTubeやInstagram、TikTokなどの新しいメディアを加えた、全世代をカバーするメディア露出と、その出口としてのストアの充実がある。
今回の新しいオンラインストアのデザインは、製品紹介ページでも採用されてきたカード型のインターフェースを多用し、スマートフォンでもパソコンでも情報を見やすくまとめる工夫がなされている。
引き続き、オンライン中心のセールスに力を入れていくことになる状況が続く中で、顧客のフィードバックを得ながら、より良いデザインへの注目が進んでいくことになりそうだ。
アップル、オンラインストアのデザインを刷新(8/5)1億台というオーダーで、次世代iPhone向け「A15」チップが加速しているとの情報が伝えられている。台湾のTSMCが製造する5nmプロセスのチップは2020年に採用されたばかりだが、TSMCは5nmプロセスの改良版を用意しており、さらに2022年後半には3nmに到達することが予測されている。
改良版では、消費電力の向上だけでなく、処理性能も15%ほど向上すると見られており、これがiPhone12からiPhone 13へのアップグレードの際の性能差に反映されてくることが考えられる。
アップル、「iPhone 13」発売に向けて「A15」チップ量産を加速か(7/27)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」