ニュージーランド大使館 エデュケーション・ニュージーランド(NZ政府留学促進機関)、コードアベンジャーズ(NZエドテック企業)の主催により、7月11日に早稲田実業学校でコード・キャンプが開催された。
このコード・キャンプは、 ニュージーランドのデジタル教育で使用されているオンライン学習ツール「コードアベンジャーズ」を利用した通学型の短期集中型プログラム。対面とオンラインそれぞれの講師が参加し、高等部1年生14名がすべて英語でプログラムを修了した。
ニュージーランドはデジタルイノベーションを推進する電子国家でもあり、デジタル教育は小学校から始まっている。その教育ツールとして、ニュージーランド教育省とともに開発したのが、コードベンジャーズだという。
カリキュラムには、15歳対象のBlockly、Python、JavaScriptを使用したプログラミングを用いた基本的なデータ型の学習、16〜17歳対象のPython、JavaScript、VisualBasic、Java、C#、PHPの学習が含まれるとのこと。
早稲田実業学校の参加生徒14名は、多くが日本での英語学習の経験しかなく、プログラミングやコーディングについての一般的な知識もなかったという。この日の目標であるhtml言語を用いたウェブサイトの作成に向けて、午前10時~16時30分まで、文字入力、文字装飾、リンクや写真・動画の挿入などを学んだ。
さらに、7月14日にはコード・キャンプに参加した学生が作成したウェブサイトの発表会をオンラインで実施。ニュージーランド大使館、エデュケーション・ニュージーランド、コード・アべンジャーズ、早稲田実業学校、早稲田大学の関係者の前で、生徒たちが英語でプレゼンテーションしたという。講評では、コードの知識がない段階からわずか6時間で完成させたウェブサイトの完成度やその内容が高く評価されたという。
参加した生徒たちからは、「英語に自信はなかったが、その障壁を感じずに、1日プログラミングを楽しく学べた」「今回の経験を生かしてアプリを開発してみたい」など、ポジティブな感想が寄せられたとのこと。
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