サムスンは米国時間6月3日、Windows搭載ノートPCの「Galaxy Book」シリーズの新モデルとして、価格が手頃な「Galaxy Book Go」と「Galaxy Book Go 5G」を発表した。
Galaxy Book Goは、システムオンチップ(SoC)「Snapdragon 7c Gen 2」を搭載し、オプションでLTE接続が利用できる。Galaxy Book Go 5GはSoCに「Snapdragon 8cx Gen 2 5G」を採用した。
両モデルは、14インチのFHD液晶ディスプレイ、「Dolby Atmos」スピーカー、「USB Type-C」ポート2基、「USB 2.0」ポート1基、3.5mmヘッドホンジャックを備え、25WのUSB Type-Cを使って高速充電が可能だ。
どちらも重量1.38kgで、720pカメラ、4GBまたは8GBのメモリーを搭載し、ストレージは64GBと128GBから選択できる。カラーはシルバーのみ。
2機種の発表で、サムスンはGalaxy Book Goと「Galaxy」エコシステムとのつながりを強調した。Galaxy Book Goは、スマートフォンと同期して、テキストメッセージに応答したり電話を掛けたりできる。「Link to Windows」やMicrosoftの「Your Phone」を使って「Android」アプリのミラーリングも可能だ。
また、「Galaxy Tab S7」シリーズに接続してセカンドスクリーンとして使用できるほか、ワイヤレスイヤホンの「Galaxy Buds」ともBluetoothでペアリングできる。さらに、「Quick Share」を使えば、インターネットに接続しなくてもGalaxyデバイス間でファイルや写真を共有できる。Galaxy Book Goは、自宅のIoT機器を管理する「SmartThings」や、Galaxyスマートフォンを追跡する「SmartThings Find」も備えている。
Galaxy Book GoのWi-FiバージョンおよびLTEバージョンは、価格が349ドル(約3万9000円)からで、一部の市場で6月に発売される。Galaxy Book Go 5Gは2021年内に発売予定だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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