OYO Japanは6月2日、同日付で、合同会社から株式会社への組織変更をしたと発表した。「OYO Japan株式会社」の社長兼CEOとして、田野崎亮太氏が就任し、ソフトバンク、ソフトバンク・ビジョン・ファント、OYO HOSPITALITY UKらが株主となる。
なお、「OYO Japan合同会社」の社長兼CEOを務めた山本竜馬氏は、2021年5月30日付で退任した。
OYO Japanは、「好きなときに、好きな場所へ」のコンセプトのもと、宿泊事業「OYO Hotel(オヨ ホテル)」の運営を、2019年に開始。全国200以上のホテルや旅館を、「OYO Hotel」と「OYO Ryokan」の2ブランドで展開。賃貸事業「OYO LIFE」は、5月にKC Technologiesへと引き継いでいる。
田野崎氏は、サントリーホールディングスに入社後、複数の企業でホテル再生を含む事業再生、戦略やマーケティングを中心としたコンサルティング業に従事し、2020年からOYO Japanに参画している。
田野崎氏はOYO Japanについて、現在、宿泊施設数では国内で上位にランクインする規模に成長する一方、コロナの状況が長引き、観光業界や宿泊業界は厳しい状況が続いているとし、このような状況でこそOYO Hotelが全国のホテルや旅館、宿泊施設の利用者に対して役にたつことができると考え、宿泊者により良いサービスを提供するとともに、加盟施設にとって良いパートナーとなるよう、事業を展開するとしている。
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