「アイマス ミリオンライブ!」初の野外ライブで見た“気持ちに火をつけるステージ”

 CNET Japanの編集記者が気になる話題のトピックなどを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。主にゲームなどのエンターテインメント領域を取材している佐藤が担当。今回は5月22日と23日の2日間、山梨県にある富士急ハイランド コニファーフォレストにて開催されたイベント「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 7thLIVE Q@MP FLYER!!! Reburn」の模様をお届けする。

ミリオンライブ!としては約2年ぶりの大型ライブ。そして1年越しの野外ライブが実現した
ミリオンライブ!としては約2年ぶりの大型ライブ。そして1年越しの野外ライブが実現した

 これは、バンダイナムコエンターテインメントがモバイルゲームを基点として多方面に展開している「アイドルマスター ミリオンライブ!」をテーマに、アイドルの声を担当しているキャスト陣によるライブイベント。これまでもさまざまな形でライブイベントが行われてきたが、今回はアイドルマスターシリーズとしても初めてとなる単独野外ライブとして開催された。

 当初、2020年5月に同じコニファーフォレストにおいて開催予定となっていたが、新型コロナウイルスの影響を受けて中止に。今回、タイトルに“再燃焼”などの意味を持つ「Reburn」を付け、1年越しの開催が実現した。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、場内では座席の間隔を空けるなど対策をとりつつ有観客で開催。声援も控える形となっていたが、メンバーによるパフォーマンスや問いかけには、集まった“プロデューサーさん”(※アイドルマスターシリーズのファンのこと)がコンサートライトを振ったり拍手を送る形で応えていた。また国内や一部アジア地域でのライブビューイング、さらにオンラインでの中継配信もあわせて行った。

 今回はキャンプがテーマということもあり、メインステージやセンターステージにはキャンプファイヤーをイメージさせるような、炎が出る櫓風のセットも設置。また楽曲は、ミリオンライブ!の展開初期からライブでは初披露となるものまで幅広く、そして野外ライブやキャンプに似合うような楽曲が歌われた。

オープニングではトーチを手に登場し、炎を点火する一幕も
オープニングではトーチを手に登場し、炎を点火する一幕も

 1日目に出演したのは、田所あずささん(最上静香役)、郁原ゆうさん(エミリー スチュアート役)、平山笑美さん(北上麗花役)、雨宮 天さん(北沢志保役)、田村奈央さん(木下ひなた役)、香里有佐さん(桜守歌織役)、大関英里さん(佐竹美奈子役)、愛美さん(ジュリア役)、近藤 唯さん(篠宮可憐役)、南 早紀さん(白石 紬役)、渡部恵子さん(周防桃子役)、駒形友梨さん(高山紗代子役)、小岩井ことりさん(天空橋朋花役)、諏訪彩花さん(徳川まつり役)、原嶋あかりさん(中谷 育役)、小笠原早紀さん(野々原 茜役)、麻倉ももさん(箱崎星梨花役)、村川梨衣さん(松田亜利沙役)、渡部優衣さん(横山奈緒役)。

 会場は開催前数日にわたって雨天だったとしていたが、1日目は雲に覆われつつも大きな崩れはなく無事に開演。765プロライブ劇場の事務員である青羽美咲や、永吉昴によるアナウンスを経てライブがスタート。ガールスカウトをイメージしたという新衣装をまとってメンバーが登場し、一部のメンバーがトーチを手にして櫓風のセットに点火。そしてオープニングナンバーとなる「Flyers!!!」、そして「Legend Girls!!」が歌われた。また冒頭のトークでは、1年越しにライブが実現したことの喜びをメンバー揃って語っていた。

「Flyers!!!」(ミリオンスターズ)
「Flyers!!!」(ミリオンスターズ)
「Legend Girls!!」(ミリオンスターズ)
「Legend Girls!!」(ミリオンスターズ)

 以降も、さまざまな楽曲が披露。ことソロ曲については1人ではなく複数人で歌う形となり、ユニットや複数人で歌われた曲についても、オリジナルメンバーであったり、さまざまなメンバーが加わって披露されるものもありと、曲として新たな色が感じられるようになっていた。

 序盤では育のソロ曲「アニマル☆ステイション!」では、原嶋さんをはじめとした6人のメンバーでにぎやかにステージを彩ったほか、麗花のソロ曲「空に手が触れる場所」を平山さんが、ユニット「TRICK&TREAT」でコンビを組む小笠原さんとともに披露するなど、キャンプのイメージや野外ライブにはピッタリと言える曲が披露されていく。

「ランニング・ハイッ」(郁原さん、平山さん、田村さん、駒形さん、渡部優衣さん)
「ランニング・ハイッ」(郁原さん、平山さん、田村さん、駒形さん、渡部優衣さん)
「アニマル☆ステイション!」(田所さん、雨宮さん、南さん、諏訪さん、原嶋さん、小笠原さん)
「アニマル☆ステイション!」(田所さん、雨宮さん、南さん、諏訪さん、原嶋さん、小笠原さん)
「空に手が触れる場所」(平山さん、小笠原さん)
「空に手が触れる場所」(平山さん、小笠原さん)
「HOME, SWEET FRIENDSHIP」(近藤さん、渡部恵子さん、小岩井さん、原嶋さん、麻倉さん、村川さん、渡部優衣さん)
「HOME, SWEET FRIENDSHIP」(近藤さん、渡部恵子さん、小岩井さん、原嶋さん、麻倉さん、村川さん、渡部優衣さん)
「Bigバルーン◎」(愛美さん、近藤さん、南さん、小岩井さん、諏訪さん、小笠原さん)
「Bigバルーン◎」(愛美さん、近藤さん、南さん、小岩井さん、諏訪さん、小笠原さん)

 時間の経過によって、徐々にバラード曲やカッコよさを感じる曲も歌われていく。エミリーのソロ曲「君だけの欠片」は、ユニット「Charlotte・Charlotte」のコンビでもある郁原さんと諏訪さんによって、落ち着いた雰囲気へと包むように歌ったほか、ユニット「クレシェンドブルー」のメンバー5人が揃って「Flooding」を熱唱するなど、さらに会場を盛り上げていく。

「Melody in scape」(大関さん、駒形さん)
「Melody in scape」(大関さん、駒形さん)
「君だけの欠片」(郁原さん、諏訪さん)
「君だけの欠片」(郁原さん、諏訪さん)
「Flooding」(田所さん、平山さん、雨宮さん、小笠原さん、麻倉さん)
「Flooding」(田所さん、平山さん、雨宮さん、小笠原さん、麻倉さん)

 中盤では、本来では1年前のライブでお披露目する予定だった「Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~」について、オリジナルバージョンをライブで初披露。途中からは、チュパカブラのぬいぐるみを手にした他のメンバーも登場し、ハードコアテクノの曲調や各メンバーの個性が見えるセリフもあいまって、にぎやかなステージとなっていた。

「Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~」(田所さん、郁原さん、近藤さん、小岩井さん、村川さん)
「Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~」(田所さん、郁原さん、近藤さん、小岩井さん、村川さん)

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