Microsoftは次期「Windows 10」のリリース時に、同OSで「Linux」のGUIアプリを約束通り利用できるようにすることを、オンラインで開催中の開発者会議「Microsoft Build 2021」の初日に当たる米国時間5月25日に明らかにした。
Microsoftは4月、「Windows Subsystem for Linux」(WSL)上でLinuxのGUIアプリを実行するためのプレビューを公開した。この機能は、開発者が必要なLinuxツール、ユーティリティー、アプリをWindows 10上で直接実行できるようにするものだ。Linux GUIアプリのサポートにより、ユーザーは仮想マシンを構築しなくても、Linux GUIアプリを実行してテストや開発を行ったり、日常的に使用したりできるようになる。
また、Windows上でユーザーのGPUを利用できるアプリケーションをWSLで新たにサポートすると発表した。これによりユーザーは、WSL内でLinuxの人工知能(AI)や機械学習(ML)のシナリオを実行可能になるので、Linuxで使用しているのと同じMLツールをWindowsでも実行できるようになるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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