パナソニック「在宅勤務あるある調査」からわかった今必要なお役立ち家電

 新型コロナウイルスの感染拡大防止による複数回の緊急事態宣言を受け、在宅勤務をしている人も多いだろう。約1年が経ち、机や椅子といった仕事をする環境は整ったが、「集中しにくい」「目が疲れる」といった、ちょっとした困りごとを抱える人は少なくない。パナソニックでは、在宅ワークをしている20~50代の会社員500名を対象に「在宅ワーク中のパフォーマンス」に関する調査を実施。「在宅勤務あるある調査」として調査結果を発表した。それにあわせ、困りごとを解決する「お役立ち家電」を紹介している。

 調査は、4月23~27日にかけてインターネットを介して実施。現在、週に平均3回以上の在宅ワークをしている人を対象にしている。それによると、「在宅ワーク中にパフォーマンスが下がる」「切り替えや集中がしづらい」といった困りごとが生じているとのこと。「在宅ワーク中のパフォーマンスをアップさせる上で自宅の仕事環境は重要だと思うか」の問いに対し、98%が「YES」と回答し、環境の整備が求められていることがわかった。

 在宅ワーク時に取り入れてみたいアイテムでは、デスクライト、ワイヤレスイヤホン、モニターなどがあがっており、手元が明るくて見やすい、モニターと接続して作業効率を上げるなど、オフィスでは当たり前と感じていた、仕事環境が自宅にはなく、戸惑っている人が多いようだ。

 パナソニックでは、6月にLEDデスクスタンド「SQLD560 W/K」(想定税込価格:1万7600前後)「SQLD420 W/K」、(同:1万3200円前後)を発売。手元の見えにくさ解消につなげる。

 SQLD560/420には、青白さを抑え、黒を際立たせることでパソコンの画面が見やすい「パソコンくっきり光」と文字が見やすい「色温度(約6200K)」と「明るさ」を採用した「文字くっきり光」の2つを搭載。パソコン画面も資料の文字も見やすい環境を提供する。

LEDデスクライト「SQ-LD560-W/K」
LEDデスクライト「SQ-LD560-W/K」
LEDデスクライト「SQ-LD420-W/K」
LEDデスクライト「SQ-LD420-W/K」

 実際に使ってみると、視認性が上がり、目にも優しい印象。日暮れになると手元が見づらくなり、部屋の照明をつけに行っていたが、この時期の17~18時台は手元のLEDデスクスタンドをつけることで、十分に明るさが確保でき、快適にパソコン作業ができた。また、曇りの日なども手元のライトをつけることで、作業が格段にしやすくなる。

 上位機のSQLD560には、USB端子を備え、スマートフォンの充電などにも対応。SQLD420には、約50分後に約20%で点灯し約30秒後に消灯する「休憩タイマー」や、約20%で点灯し約30秒後に消灯する「30秒後切」機能を設けている。

「PCくっきり」機能のオフ(左)オン(右)
「PCくっきり」機能のオフ(左)オン(右)

 モニターは、在宅勤務が始まって購入した人も多いアイテムだろう。デュアルモニターの環境からノートPCの画面だけになると、作業効率が落ちやすい。自宅で使う2台目のモニターとしてパナソニックが提案するのは、なんとテレビだ。

 「プライベート・ビエラ UN-19FB10/UN-19F10」は19V型のディスプレイを搭載したポータブルテレビ。アンテナ線がない部屋でもテレビが見られることが特徴だ。本体背面には、HDMI入力端子付を設け、ゲーム機、ブルーレイディスクプ レーヤーなど別の機器と接続可能。このHDMI端子を利用して、PCと接続し、2台目のディスプレイとして活用できるという。

 ポータブルテレビとして長い人気を誇るプライベート・ビエラは「お風呂テレビ」としても知られる。そのため防水モデルが注目を集めやすいが、UN-19FB10/UN-19F10は非防水タイプ。バスルームなどの使用はできないが、家中どこにでも持ち運びができ、FB10はネット動画対応で、バッテリー搭載。デスクまわりのちょっとしたスペースに置けたり、休憩時間には動画が見られるなど、オンにもオフにも使える2台目のモニターになるとしている。

「プライベート・ビエラ」をPC用のモニターとして活用できる
「プライベート・ビエラ」をPC用のモニターとして活用できる

 自宅で仕事をしているからこその困りごともある。その1つが騒音だ。「子どもがドタバタ遊んでいるのが聞こえる」「近所の電話の音が気になる」など、普段は気にならない音が仕事をしてみると気になりだし、集中力が途切れてしまう。また、オンライン会議の時には、PC内蔵のマイクとスピーカーだけでは、音が届きにくかったり、聞こえづらかったりとやりづらさを感じることも少なくない。

 身近な解決策として、イヤホンやヘッドホンの装着が考えられるが、マイク付きであれば、聞こえやすさとともに声の届きやすさもサポートしてくれる。パナソニックが提案するワイヤレスイヤホン「RZ-NJ320B」(市場想定税込価格:4300円前後)は、通話用マイク&リモコン付きで、声の届きにくさを解消。Bluetoothタイプは、電池切れを心配する声も多いが、約18時間の連続再生ができ、オンライン会議の使用であれば、1日2時間としても、1週間程度充電しなくても大丈夫。さらに、15分間の充電で約90分連続再生可能な急速充電にも対応しているため、いざという時でも安心して使える。

ワイヤレスイヤホン「RZ-NJ320B」
ワイヤレスイヤホン「RZ-NJ320B」

 パナソニックではこのほかにも、ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「RZ-S50W」や、ヘッドホンタイプの「RP-HD610N」も発売しており、快適なオンライン会議をサポートする。

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